会長からのご挨拶

ナリーズは結成から14年。月例会を本格始動させてからも12年が経過しました。その間、100人規模のナリーズ杯を開催したり、6年半続いた私の連載記事が終了したりと、いろいろな出来事がありました。

ナリーズ誕生はそもそも、その連載が発端です。良くも悪くも、メディアの力無くしてナリーズの今日はありませんでした。東日本大震災後は、例会開催の是非も悩みました。例会当日を楽しく過ごせればそれで良い、では済まされない現実に直面したのです。この釣りを通して我々に出来ることは、何があるだろうか?そんなことをあらためて考え直すきっかけとなったことは間違いありません。

 

遊びも多様化し、政治経済だけでなく哲学的にも先行きの不安な世にあって、どこのクラブも会員数が減少するのは避けられない時代のようです。会長でありながら皆勤していない時期があるなど、私も大きなことは言えないのですが、それでもナリーズにはやるべきことがあるとの思いから、解散という道を選ばずに今日まで続けてきました。意地ではありません。そのへんのお話はここでは詳しく書きま せんが、ナリーズには夢があるとだけ書いておきましょう。

 

へら鮒釣りは、ほんの一部の方を除き、基本的に遊びです。釣れない釣りで、その日はストレスに感じたとしても、長い目で見ればそれは、人生の大切な癒やしになっているのです。そんな大切な時間だからこそ、楽しみ方は人それぞれ。我々には、価値観を押し付けるつもりは全くありません。たとえ新しい楽しみ方の提案はしたとしてもです。

 

少人数のクラブながら、中には倒し甲斐のある会員は居ます。競技に燃える熱い会員は、皆勤してガチンコでやれば良いのですが、魚釣りは本来、対・人ではなく対・魚です。なので負け惜しみではなく心から、月に一度の仲間との顔合わせが楽しみだと感じる会員や、ウキを眺めているだけで充分だという会員は、帰りの運転に支障のない範囲で朝から飲んじゃったってイイ。疲れたらお昼寝していただいて結構。周囲の士気を下げる心配は無用です。

ナリーズは、運営や参加意識における会員間の温度差を、互いに認め合うことが出来るクラブを目指しています。良い意味悪い意味両面で、人生に忙しくなって釣りどころではなくなってしまっても、やはり遊びは大切だよなと、ふと思い出した時にいつでも戻って来られる場所で、ナリーズはあるべき。そう考えています。へら鮒釣りより面白いと感じる遊びに夢中になっても、もう一度やりたいと感じれば、あの頃の仲間が待っていてくれるクラブ。ナリーズはそういうクラブです。他所のクラブを批判する気は毛頭ありませんが、選んでよかったと感じていただけるクラブだと自負しています。釣り場ではちょっとウルサイですけどね。

 

ナリーズはニュートラル。常々あちらこちらでそう書いてきました。しかしながら、過去にはメーカーのフィールドテスターも在籍していました。別に自慢でもなんでもありませんし昔話ですが、やはり過去に専門誌で連載を持っていた私が会長であったり、某誌での現役バトルチャンピオンが在籍していたりと、オール一般人、と括るには無理があるのかもしれませんね。それでも、ナリーズはニュートラルなのです。こんなにニュートラルなクラブはそうはありません。この話の本質を理解していただくためには、ぜひ我々にジョインしてください。現代トーナメントシーンを象徴するセット釣りにおいて、誰かのコピーではないメソッドを提示し、冠はともかく一時代を築いた横綱レッドサンダーの破壊力は、圧巻です。見た目より音無のスタイルですが(笑)。「なぜにナリーズ?」元(笑)スーパースターのガッツも、我々の輪に加わってすでに三年。18年に年間チャンピオン、2019年はG杯全国出場と、完全復活です。そして、おバカな歴代幹事長、キャラ濃すぎの四天王と、個性豊かなメンバーばかりです。

これから出会うであろう皆さまには、是非我々を利用していただきたいと思っています。癒しを求める方は、ただただ笑い転げていただいていれば良いですが、何かの勘違いなり野心なりで入会されるのも構いません。エンドレスなディスカッションは、毎月例会後のお約束です。より良いへら鮒釣りの未来に繋がるのなら、いつでも踏み台にされるのは大歓迎です。(例会には何故だか有名人が沢山ゲスト参加します。って出会い系的な?)

 

ナリーズ会長 江成 公隆

2020.1.14更新

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